2016年7月29日金曜日

10期生実技試験★全員合格です!!

こんにちは。養成コース担当の仲井果菜子です。


昨日の午後は、インストラクター養成コース10期生の実技試験でした。
3ヶ月間のトレーニングの成果を確認し、「人前に出て教える」ための基本的なスキルが身についているかどうかを見るための試験。その試験項目は多岐に渡ります。

★身体スキル



★1分自己紹介


★ボールエクササイズのリード



★セルフケアのレクチャー



★コミュニケーションワークのファシリテーション



生徒役として、なんと全国各地から現役インストラクターが駆けつけ、また普段は北米でリモートワークをしているマドレボニータ事務局長も!たくさんの人たちの熱い応援を受けつつ行われた試験。

採点のためのチェックシート。4人の養成講師による採点の合計点が、満点の8割に達していたら「合格」です。


結果は・・・4人全員、合格!!!!!
3ヶ月間のトレーニングの成果を、しっかりと発揮してくださいました。3回に渡る「 模試」で出た課題も、各自しっかりと修正してきていて、練習量の積み重ねは裏切らないのだと胸が熱くなりました。

講師陣による講評。


試験終了後は、緊張が解けて涙する様子も。


写真左から…
◆静岡県島田市在住の松浦優子さん 
◆東京都台東区在住の山城侑子さん 
◆福井県福井市在住の篠崎季美子さん 
◆東京都三鷹市在住の貫名友理さん 
(一番右は、マドレボニータ代表吉岡マコです^^)

生徒役・応援役として駆けつけてくれたインストラクター・事務局スタッフとの全員集合写真。



2016年11月のデビューを目指して、これから3ヶ月間の実地での研修に臨みます。研修を受けつつ地元での体験会を開催しますので、お近くにお住まいの方々は、ぜひ応援&協力のほど、よろしくお願いします!

試験終了後、スタジオの外でのショット。リラックスしてとてもいい笑顔。



実技試験合格はゴールではなく、インストラクターへの道のりのあくまで「スタート」未来の受講生(産後女性)の顔を思い浮かべながら…秋には新たな地域で産後ケア教室を開講できるよう、養成コース講師陣も一丸となって引き続きサポートしていきます。

(仲井 果菜子)

2016年7月26日火曜日

「尊厳」を取り戻す場~産後プログラム指導法集中講座2DAYS

こんにちは。NPO法人マドレボニータ認定
産後セルフケアインストラクターの中桐昌子です。












『産後セルフケアインストラクター』として仕事を始めて
今年で9年目。

一般的な職業としても9年のキャリアがあれば
ある程度のベテランとみなされるのかもしれません。

確かに、確実に仕事に対して
自信や手ごたえを感じられるようになってきましたが、
それでもまだまだ追求したいこと、掘り下げていきたいことが
この仕事には山ほどあります。

そんな『産後セルフケアインストラクター』としての
飽くなき探求心を満たし、さらに助長させてくれる場が

マドレボニータ『産後のボディケア&フィットネス教室』の構成や内容の詳細、
プログラムの根底に流れる理念・フィロソフィー、レッスン運営の舞台裏やからくり、
そして指導者に必要な産後の運動生理学や解剖学の知識などを集中的に学ぶ、
密度の濃い2日間の講座です。

年に2回開催されるのですが、
この7月17・18日(日・祝)の講座に
私も参加してまいりました。
















現役の『産後セルフケアインストラクター』や『ボールエクササイズ指導士』をはじめ、
4回コースのご卒業生や、ダンサー、そして
今後、認定インストラクターを目指す
鼻息荒いメンバーたちがご参加くださいました。





















産後プログラムの理念やフィロソフィーを学ぶ講座ではあっても
頭だけ、精神論だけにならないことを大切にしているマドレボニータ。

今回もまずは参加者全員で身体を動かし、
人前に立つための身体スキルとは?必要なこととは?を
体感と共につかみとっていきます。















































↑この人たち全員、めちゃくちゃ笑っているんですが、
別に誰かが面白いことを言って笑わせてくれてるとか、
エクササイズが楽しすぎるから自然に笑顔になっている、
のではないんです。

というより、両手を固定した状態で
両足を閉じた不安定な状態で、
しかも片足を浮かせた状態で
ボールで弾むのはめちゃくちゃキツイ。

どちらかというとキツすぎて泣きたいくらいの精神状態。

でもインストラクターとして人前に立ってエクササイズを指導するためには
何があってもブレない体幹部
どんな精神状態であったとしても不細工になるくらいの最高の笑顔が必要。

体力と気力ともに消耗しきった産後女性を目の前に、
自由奔放で気まぐれすぎる赤ちゃんたちにも目を配りながら
レッスンを行うマドレボニータのインストラクターには
これほどまでのスキルが必要になります。

それをしっかりと身体でつかみとってから
いよいよ産後ケアプログラムの構成や
その裏にあるからくりを紐解いていきます。





















集中講座では、産後女性に必要な三本の柱で構成されたプログラムを”縦糸”
21日間の時間軸を”横糸”と表現し、
それらが交じり合うことで『産後のボディケア&フィットネス教室』(4回コース)という
一枚の壮大な”タペストリー”を創り上げていく
その背景にある意図を丁寧に言語化していきます。

初めて集中講座に参加された方は
その深い意図とからくりを知って、ため息をつく場面も。

















運動生理学や解剖学を通して
さらにその意図とからくりを腹落ちさせていく過程が
これまた面白いのです。



改めてこの2日間の講座の中で学び、感じたこと。


マドレボニータの産後ケアプログラムが生まれ、
改良に改良を重ねてきた、この十数年間の間に
何千人、何万人もの産後女性がこのプログラムを受講くださいました。

私たちの産後ケアプログラムが
これほどまでに多くの産後女性に支持されてきたのは
このプログラムが、母親たちにとって
「一人の大人の女性としての存在」を尊重される場になっているから。

この4回コースのプログラムの源流に脈々と流れているのは、
産後女性を「一人の大人の女性」として尊重する姿勢

ここ最近になり、産後ケアにまつわる新しいプログラムも
広がりつつありますが
プログラムはコピーできたとしても、
この深くて厚みのある「尊厳」は簡単には複製できない!


この「尊厳」というキーワードが
自分の中でこれまで以上に大きな存在感と意義を持って
落とし込まれた感覚。

もっともっと目の前の母たちに「尊厳」を持って向き合っていきたい。
もっともっと自身の「尊厳」を取り戻していただきたい。
そう感じることができました。

同じく飽くなき追求心を持って参加されたメンバーはいわば同志!
















産後ケアをお伝えする現場で、
はたまたご自身の持ち場で、
自分自身の力を存分に発揮し合いましょうねーーー!
















次回開催は1月を予定しております。
みなさまのご参加お待ちしております!
詳細はコチラから☆



また、マドレボニータでは現在
『産後セルフケアインストラクター養成コース』10期にて
4名の養成コース生が鍛練を重ねております。

5月からスタートした研修もまさに大詰めを迎えており、
今週7月28日(木)には実技試験を控えています。

その鍛練の様子は各養成コース生が毎日ブログから発信しておりますので
インストラクターという職業に興味がある!という方は
ぜひ下記ブログを覗いてみてください!

◆松浦優子さん(静岡県) ブログ「ははハネ」

◆篠崎季美子さん(福井県) ブログ「きみに届けたい~きみ通信~」


◆貫名友里さん(東京都) ブログ「産後は赤ちゃんも自分も大切に」


(文責:中桐昌子)