年末に引き続き、新年も記録的な大寒波が続いていますねー!
関東にも数年ぶりの本格的な積雪!
赤ちゃん連れの母たちが集まる『産後ケア教室』の開催については
慎重に判断していますが
「行こうかどうかギリギリまで迷いましたが
どうしても参加したくて!!」
と会場に次々に現れる母たちに、日々パワーをいただいております☆
さて、先月からご紹介しております
半年間の養成コースを経て、2017年11月にデビューを果たした
『ボールエクササイズ指導士』養成コース2期生と
養成コース担当講師とのデビュー記念対談。
3回シリーズの、第2弾となる今回は名古屋での養成コースを修了し、
対談のお相手は前回同様、名古屋養成コース講師、
『助産師』という肩書も持つりょうちゃんだからこそ
産後に葛藤したというお話、
また、そんな葛藤を経たからこそ、新しい活路を見出したというお話には
一人の女性の生き方としても大いなる刺激を与えてくれます!
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≪なぜマドレのインストラクターに?≫
ひろりん:りょうちゃんはなぜマドレボニータのインストラクターに
なりたいと思われたのですか?
りょうちゃん:第1子の産後に『産後ケア教室』に参加したことがきっかけです。
ひろりん:4年前の岐阜教室ですね!
ちょうど私が第2子の産休中で、
息子と一緒に参加した時の同期なんですよね!懐かしい!
りょうちゃん:“いい母親を演じたい”自分がいることに気づかせてくれたのが
まさに『産後ケア教室』でした。
ひろりん:“いい母親”というのは??
りょうちゃん:助産師なんだから子育てに苦戦している場合じゃない、
授乳も寝かしつけもうまくできているし楽しんでます!と見栄を張っていたんです。
でも現実は生後半年くらいから2歳前まで毎晩夜泣きと癇癪に苦しんでいて。
育児を楽しむ余裕なんてこれっぽちもありませんでした。
ひろりん:それは大変でしたね…。
りょうちゃん:自分の本当の思いや辛さを押し殺していたんだと気づいて、
パートナーにその気持ちを共有したり、
母になったからこそ自分の人生について考えようと前向きになれました。
うまくいかないことも認めたり、人に助けを求められるようになれば、
私のように救われる人がいるかもしれない!と、
ふと思うようになったのが最初の動機です。
ひろりん:ご自身が大変な産後を経験したからこそ、
そして多くの産後女性に携わる職業だからこその想いだったんですね…。
りょうちゃん:まさに職業柄、まわりには母子の絆をやたらと強調する表現が溢れています。
でもそれだけでは育児がうまくいかないこともある。
産後は体力を取り戻すことが先決だということ、
子どもを抱っこするのに必要なのは母性だけでなく筋力!という表現にも助けられました。
それからは想像が膨らむばかり…
病院を退職して地域で産後女性を対象にした仕事がしたい。
それと並行して、マドレボニータの産後ケアを広められたら…と
トントン拍子で自分のキャリアプランが固まっていきました。
≪子どもが発熱!その時、夫は…!?≫
ひろりん:養成コース中、パートナーはどんな風に応援してくださっていたのですか?
りょうちゃん:毎週末、夫が子どもたちと時間を過すことで、
私が週末も課題に取り組む時間を確保してくれました。
今まで休日に夫と子どもだけで過ごすことがあまりなかったので、
最初は半日ももたず、夫が「まだ終わらないの??」と言って、
私がキレる…みたいなことがよくありました。
でもそのおかげで、以前とは比べ物にならないくらい、
夫が自分主体で子どもたちに向き合ってくれるようになりました。
ひろりん:主体的に向き合う…とは?
りょうちゃん:養成コース中に子どもが発熱し、病児保育も空きがない!という大ピンチの時、
夫は朝ごはんも食べず、その時に使える手段を頭をフル回転させ、
一生懸命考えて、提案してくれたんです。
実際に段取りするのは私ではあったのですが、
それだけでテンパっている気持ちがス―――っと楽になりました。
子どもたちのことを主体的に捉え、
真剣に考えてくれたこの出来事は私にとって大きかったですね。
≪夫婦の会話の質が劇的に変化!≫
ひろりん:りょうちゃんとパートナーとの関係性に変化はありましたか?
りょうちゃん:夫婦のコミュニケーションの質が劇的に変わりました。
これまでの夫婦の会話と言えば業務連絡がメインでしたが、
養成コースを経たことで、これぞ大人の会話!という話ができるようになったんです。
ひろりん: どんなお話をされているのですか?
りょうちゃん:夫は養成コースの課題内容にも興味深々で。
私が取り組んでいること、神髄などを理解してくれている分、
私が仕事に対する思いを夫に語る事が増えました。
すると、不思議と夫も自分の仕事の話や学んできた事を
惜しみなく私に共有するようになって。
セミナーや学会から帰ってくると、
「りょうちゃん聞いてよ―!今日の話よかったよ~!」と
目をキラキラさせて教えてくれます(笑)。
時々、お互いの考えを出し合って議論になることもありますね。
ひろりん:“業務連絡”から“議論”!すごい変化ですねー!
りょうちゃん:あと、夫が私とのコミュニケーションを
大切に思っていてくれていることも改めて感じるようになりました。
養成コース中は夜、夫が帰宅した時にも
私がパソコンを開いてずっと課題に取り組んでいる、
ということも多く寂しかったようで。
養成コースが終わって、私に少し余裕が出てきたこともあって、
夫婦で話をする時間を持てるようになったんです。
そのことをとても喜んでくれているみたいで、
最近、仕事帰りにお土産を買ってくるんです。
ひろりん: お土産って??
りょうちゃん: 生ガキと日本酒です。
ひろりん:妻と呑む気マンマンですね!わかりやすい(笑)!
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2月下旬ご紹介予定となる次回は2期生デビュー記念!対談の最終回。
養成コース@東京の新井和奈さんと
養成コース担当講師の竹下インストラクターとの対談をお届けします!
どうぞお楽しみに☆
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