先日無事、実技試験が終わったボールエクササイズ指導士養成コース1期。合格した1期生たちは現在、都内の4回コースに「アシスタント」として入り、実地での研修を積んでおります。
去年12月〜2月までの3ヶ月間、1週間に1回のスクーリングとその合間の自宅での鍛錬を通じて身体スキルやボールエクササイズのリードスキルを高めてきた1期生たち。実技試験はいわば、デビューしたら指導することになる「産後のバランスボール教室」のプログラムをしっかり「習得」できているかを見るための場です。
でも、実は習得するだけでは、デビューできない。どういうことかというと、インストラクターとしてのお仕事は「生身の人間」がいて初めて成り立つもので、教室という現場でプログラムをしっかり実施できて初めて、お仕事として成立するもの。なので、習得するだけでなく、それを「実施」するための現場での研修が必要不可欠なのですね。
というわけで、3月は実際の教室にアシスタントとして入って、インストラクターのリードや声かけ、生徒さんの様子や表情、変化という部分を観察・吸収しながら、生のレッスンで学んでいきます。
私が講師をしている月島教室には、マリブこと高村由美子さんがアシスタントとして来てくれています。
1週目はかなり緊張の様子で、レッスン中もスタジオの後ろでなぜか仁王立ちで(!)インストラクター(つまり私)だけを凝視していたマリブでしたが^^;今は、レッスン前後でも生徒さんたちと積極的にコミュニケーションを取り、インストラクターだけでなく生徒さんの様子は発言、表情など よく見て、ノートにメモり、考察しています。
プロのインストラクターとして人前に立って産後ケアを伝授するためには、大げさじゃなく、レッスンで起こる現象はすべて学びのネタにする!ぐらいの意欲と視点が求められます。ほんま、ライブのレッスンは学びの宝箱や〜〜(彦摩呂風に)。
研修では一部ではありますが、実際に前に立ってエクササイズのリードもしていただいています。マリブいわく、「情報が目に飛び込んできても、それに対してどう声がけするか、適切な言葉がさっと出てこない。表現の瞬発力が必要だ、と痛感しました」と。
わ、わかる…!デビューした後もその表現力は絶えず磨き続けていかないといけないもの。アガリもゴールもないけれど、常日頃からのインプットとアウトプットが、自分の仕事場であるレッスンで生きる。そうやって日常の表現の延長線上にレッスンでのとっさの表現があると捉えると、日々の何気ない会話や何気なく観たドラマや映画、その振り返りや考察もぜんぶつながっていって、自分を高める力になる。そういうのがこの仕事の面白さでもあるなあと思います。
★1期生の体験会情報です。すでに満席の回があるので各自ご確認ください。
【押上教室】・【清澄白河教室】
小田 綾
【恵比寿教室】
高村 由美子
【朝霞台教室】
鈴木 涼子
【吉祥寺月曜教室】・【三鷹教室】
貫名 友理
★ボールエクササイズ指導士2期に向けて、養成コースの説明会を行います。3/18(金)13:30-15:00 新宿区市ヶ谷にて。興味のある方、ピンときた方はぜひまずこちらにいらしてください。詳細コチラです。
(仲井果菜子)
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